2026年8月更新実例データつき一次ソース27事例

コールセンターの無人化はどこまで可能か
実例データで見る現実解

「コールセンターを無人化したい」という検討は、たいてい「完全に無人にできるのか」という問いから始まります。先に結論を言うと、完全無人化を目標に置くべき窓口はほとんどありません。企業の公式リリースで原文を確認できた27の導入事例では、AIによる自動完結・自動化率は34〜96%。もっとも高い水準でも、残りの例外は人が受けています。このページでは、「無人化」という言葉が指す3つのレベルを定義したうえで、実例データの実勢レンジ、無人化できる業務とできない業務、夜間から始める進め方、費用の考え方までを整理します。

公開日:2026年8月25日|更新日:2026年8月25日|執筆:株式会社Rabona AI 編集部|監修:代表取締役 鳥邉 翔
このページの要点

「コールセンターの無人化」が指す3つのレベル

コールセンターの無人化とは、電話応対の一部または全部をオペレーター(人)を介さずに処理する仕組みに置き換えることで、実務上は「夜間・時間外の無人化」「一次受付の無人化」「問い合わせ対応の自動完結」の3つのレベルに分かれます。同じ「無人化」という言葉でも、どのレベルを指しているかで必要な仕組みも費用も導入期間も大きく変わるため、検討の最初に自社が目指すレベルを決める必要があります。

レベル何を無人にするか実例
レベル1
夜間・時間外の無人化
営業時間外の電話をAIが受け、用件を聞き取って記録し、翌営業日に人が対応する。営業時間内は従来どおり。 北陸コカ・コーラボトリングが「夜間応対の100%無人化」を達成。AI対応での途中離脱は0件
レベル2
一次受付の無人化
全時間帯の一次受付(用件の聞き取り・部署への振り分け・取次)をAIが担う。用件への回答や手続きは人が行う。 東急社宅マネジメントが年約10万着電・全14回線で「一次受付の90%超の自動化」「月間800時間超削減」
レベル3
問い合わせ対応の自動完結
用件の聞き取りから回答・手続き完了までをAIが行い、人は例外対応だけを受ける。 東京ガスが引越し手続き受付で「2024年3月の繁忙期にAI対応完了率 最大96%」(平均88%)

注意したいのは、レベル3の最上位の実例でも「完全無人」ではないという点です。東京ガスの96%は繁忙期の最大値で、平均は88%。残りは人が対応しています。当社サービスの導入事例である宝宮設備様でも、AIが案内まで完結できるのは「全体の約9割」で、「人が対応するのは、緊急性が高いものや、判断が必要な残り約1割だけ」と整理されています。実例が示す到達点は「完全無人」ではなく「9割自動化+人は例外対応」です。この前提を持って検討すると、製品選びも社内説明も現実的になります。

逆に、範囲を限定すれば「100%無人」は実現できます。北陸コカ・コーラボトリングの夜間帯がその例です。「どの範囲なら100%を狙い、どの範囲は9割で人を残すか」を切り分けることが、無人化設計の本質です。

なぜいま無人化が現実的になったのか(IVRとの違い)

従来のIVR(番号プッシュの自動音声)による無人化は「振り分け」までが限界でしたが、会話型AIは用件の聞き取りから手続きの完了までを担えるようになったため、無人化できる範囲が一段広がりました。これが、いま無人化の検討が増えている理由です。

IVR自体は昔からある無人化の手段です。「ご用件の方は1を押してください」という番号選択で振り分ける仕組みで、クラウド型なら比較的安価に導入できます。ただしIVRには構造的な限界があります。番号で選ばせることはできても、相手の話を聞いて理解することができないのです。用件のヒアリングが必要な窓口では、IVRで振り分けたあとに結局人が出て聞き直すことになり、無人化されるのは入口の数十秒だけ、ということになります。

会話型AIはここが違います。相手が自由に話した内容から用件を判定し、足りない情報を聞き返し、記録して取り次ぐ、あるいは回答まで完結させる。「人がやっていた聞き取り」をAIが代替するため、無人化の対象が入口の振り分けから応対そのものに広がりました。IVRとの違いと仕組みの詳細はAI電話対応とはで解説しています。

実際の導入企業も、この違いを踏まえて選択しています。宝宮設備様は導入検討時にIVRも比較したうえで、番号を押させる形は、設置後に困って電話をかけてきた顧客の体験を損なうとして見送り、会話型AIを選んでいます。エアコンの不具合で電話してきた顧客に「1を押してください」と要求するのか、「どうされましたか」と聞くのか。無人化の手段選びは、顧客体験の設計でもあります。

IVRが不要になったわけではありません。振り分けだけで足りる窓口なら、IVRのほうが確実に安価です。「聞き取りが必要かどうか」が、IVRで足りるか会話型AIが必要かの分かれ目です。両者の違いと使い分けはAIコールセンターとは|完全ガイドで詳しく整理しています。

実例データで見る自動化率の実勢レンジ

企業の公式リリース・ベンダー公式事例で原文を確認できた27事例の実勢は、自動完結・自動化率が34〜96%、呼量・工数の削減が20〜75%、応答率が87〜100%です。「AIで無人化」と聞いてイメージされる数字より幅が広いはずです。この幅の理由を含めて、代表的な実例を見てください。

企業業務公表されている成果(原文)
東京ガス引越しに伴う手続き受付(音声+SMS併用)「2024年3月の繁忙期にはAI対応完了率が最大96%を達成」(平均88%)
東急社宅マネジメント社宅6.9万戸・全14回線の一次受付(年約10万着電)「一次受付の90%超の自動化」「月間800時間超削減
宝宮設備
※当社サービスの導入事例
エアコン設置後フォローの受電(1日20〜50件)+設置日確認の架電「案内まで完結できるものが全体の約9割」「削減できた工数は数百時間規模
北陸コカ・コーラボトリング夜間コールセンターの無人化+シェアード窓口の一次受付夜間応対の100%無人化」「AI対応での途中離脱は0件」「シェアード窓口の入電52%を自動化
JCB加盟店デスク(月約1万件)のFAQ一次応対自動化率43%を達成し…月間約500時間の業務時間を創出」
桑名市役所代表電話の部署自動振り分け「電話の取り次ぎ業務を75%削減」「1日20件…が導入後は5件程度まで減少」

幅が大きい理由:対象業務の絞り方で数字が決まる

34〜96%という幅は、製品の性能差だけでは説明できません。決めているのは対象業務の絞り方です。代表電話の一次受付では自動化率は50〜60%台に集まります(小田急 山のホテル54%、北陸コカ・コーラ52%、B-Rサーティワン約6割、アイエー60%以上、一蘭50%以上)。一方、東急社宅マネジメントの90%超や宝宮設備様の約9割は、用件のパターンが安定している業務に対象を絞り込めていることが数字に表れています。率だけを比べるのではなく、母数と対象範囲をセットで読む必要があります。

導入初日から高い数字が出るわけではない

もうひとつ実例から読み取れるのは、自動化率は運用で上がるということです。JCBの原文には「振り分け率は当初69%に留まりました」という記述があり、43%の自動化率は運用改善の結果です。逆に立ち上がりが速い例もあり、長野原町役場は代表電話の87%自動振り分けを導入後2週間で達成、宝宮設備様は約1週間でほぼ想定どおりの精度に達しています。用件の種類が限られている業務ほど立ち上がりが速い、という関係です。

27件の全リストと業務4類型ごとの読み解きはAIコールセンター導入事例27選にまとめています。他社のまとめ記事には、AIが電話に出ていない事例(オペレーター支援ツール)やチャット・メールの成果が混ざっていることがあるため、数値は出どころの確認をおすすめします。

無人化できる業務・できない業務

答えが一意に決まる定型業務は無人化でき、謝罪・交渉・例外判断を伴う業務は人に残す。これが27事例に共通する線引きです。自社の入電を次の表に当てはめると、無人化できる範囲の見当がつきます。

判定業務理由と実例
無人化しやすい 代表電話の一次受付・部署振り分け 判断がほとんど不要で、事例がもっとも多い入口。桑名市役所は取り次ぎ業務を75%削減、長野原町役場は87%を自動振り分け
無人化しやすい 営業時間・在庫・手続き方法などの定型案内 答えが決まっている質問はAIで完結できる。B-Rサーティワンは着電の約6割が自動応答で完結
無人化しやすい 予約の受付・変更・キャンセル 聞き取る項目が固定されている。江南自動車学校は予約受付の時間を3分の1にし、応答率100%を達成
無人化できるが設計が要る 住所・氏名の聴取を伴う手続き受付 住所と漢字氏名の聞き取りは音声認識の最難関。東京ガスは数年実現に至らず、SMSで送ったフォームに入力してもらう併用設計に切り替えて最大96%を達成
無人化できるが設計が要る リマインド・確認などの架電業務 受電だけでなく架電も無人化できる。MonotaROは納期確認の架電で回答リードタイムを約5割短縮。宝宮設備様は不在時に留守番電話へメッセージを残すところまで自動化
無人化すべきでない クレーム対応・謝罪・補償の判断 感情への対応と裁量的な判断はAIで完結させるべきでない。一次受けとして状況を聞き取り、記録して人に渡すまでに絞る
無人化すべきでない 交渉・個別の例外判断を伴う相談 答えが一意に決まらない用件は誤案内のリスクが大きい。人に渡す条件を設計しておく

この線引きは業種によって比率が変わります。定型用件の比率が高い業種ほど無人化できる範囲が広く、実例でも成果が出やすくなっています。業種ごとの具体的な使いどころは、EC・通販向け賃貸管理会社向けクリニック・歯科向けの各ページで、入電パターン別に整理しています。

見落とされやすいのが「無人化できるが設計が要る」の段です。とくに住所・氏名を扱う業務は、音声だけで完結させようとするかぎり無人化できません。SMSでフォームを送る二重モードが実務上の前提になります。SMS送信機能の有無は、この観点で確認してください。

レベル別の進め方:夜間から始めるのが定石

いきなり全時間帯・全用件の無人化を目指さず、「夜間・時間外 → 一次受付 → 自動完結」の順に段階的に広げるのが、実例が示す進め方です。各段階で数字を確認しながら進めることで、社内の合意も取りやすくなります。

  1. ステップ0:入電の棚卸し
    直近1か月の入電を用件別に分類し、件数と比率を出します。定型で終わる用件が何割かで、目指せるレベルと期待できる削減幅が決まります。この実測を飛ばした無人化は、ほぼ必ず「思ったより減らない」で終わります。
  2. ステップ1:夜間・時間外の無人化から始める
    営業時間外はもともと誰も出ていないため、AIが受けるだけで取りこぼしがゼロベースから改善します。失敗しても失うものが小さく、通話ログで品質を確認してから昼間に広げられます。北陸コカ・コーラボトリングは夜間応対の100%無人化を達成し、AI対応での途中離脱は0件でした。取りこぼしが大きい窓口では効果が数字に出やすく、メビウス製薬は約50%だった受電率が導入後約1か月で99%まで改善しています。
  3. ステップ2:一次受付の無人化に広げる
    営業時間内も含めて、用件の聞き取りと振り分け・取次をAIに任せます。回答や手続きは引き続き人が行うため、誤案内のリスクを抑えたまま範囲を広げられます。東急社宅マネジメントの「一次受付の90%超の自動化」「月間800時間超削減」がこの段階の到達点です。
  4. ステップ3:件数の多い定型用件から自動完結に移す
    件数が多く答えが一意に決まる用件を2〜3種類選び、AIで回答・手続きまで完結させます。住所・氏名を扱うならSMS併用を組み込みます。ここまで来ると東京ガスの平均88%・最大96%のような水準が視野に入ります。
  5. ステップ4:ログを見て自動完結率を上げ続ける
    人に取り次いだ通話を定期的に読み返し、「AIで答えられたはず」の用件をフローに追加します。JCBが当初69%の振り分け率から改善を重ねたように、無人化の水準は導入時点ではなく運用で決まります。

この進め方のもうひとつの利点は、各ステップが投資判断の関門になることです。夜間の無人化で品質に納得できなければ、そこで止めればいい。段階を刻むことが、無人化プロジェクトの撤退リスクを小さくします。

無人化の費用の考え方

無人化の費用対効果は「1席あたり月額約25万円の有人コストを、AIの利用料でどこまで置き換えられるか」で考えます。入電の8割を自動化できた場合、AI費用を含めても1席あたり月18〜19万円の削減余地が出る計算です。

まず有人側のコストを押さえます。コールセンタースタッフの募集時平均時給は三大都市圏で1,484円(リクルート、2026年2月度)。月160時間で約23.7万円、CTI席料15,000円(BIZTEL公開価格)を加えると1席あたり月額約25万円です(採用・研修コストは含みません)。無人化で浮くのはこのコストです。

一方、AI側の費用は各社で料金体系が異なります。公開価格がある中小企業向けの層は月額0円〜1万円台+従量課金という構成ですが(IVRyは月額0円〜10,480円税抜、AI自動応答1分3.3円など)、コールセンター規模の製品は大半が非公開・個別見積です。2026年8月に主要20サービスを調査した結果、公式サイトで実額を確認できたのは8件(40%)でした。

比較のときに基本料だけを並べるのは危険です。試算モデルでは、総額に占める基本料の割合は3割程度で、残りは従量課金・通話料・転送料・SMS送信料が占めます。とくに有人へ転送した通話には通話料が残るため、「人に繋ぐ率」がそのまま費用を決めます。無人化率を上げる運用は、品質改善であると同時にコスト改善です。比較は「(基本料+従量+通話料+転送料+SMS料)÷ 月間通話件数」の1コール単価で揃えてください。

20サービスの料金公開状況の実査データと、1コール単価への換算手順はAIコールセンターの費用相場に、サービスごとの機能・対応範囲の違いはAIコールセンター比較20選にまとめています。

無人化で失敗するパターン

無人化の失敗は製品選びよりも進め方に原因があることが多く、なかでも最大の失敗要因は「完全無人化」を目標に置くことです。よくあるパターンを先に知っておくと避けられます。

1. 完全無人化を目標に置く

AIで完結させることを絶対目標にすると、答えられない場面でAIが無理に答えようとし、誤案内が発生します。初期の誤案内は現場と顧客の不信感に直結し、「やっぱりAIは使えない」という評価が固定されます。実例の上限が「9割自動化+人は例外対応」である以上、残り1割を人が受ける前提の体制設計が最初から必要です。

2. 入電の内訳を調べずに始める

「電話が多いから無人化したい」という体感だけで始めると、実際には用件がばらけていて自動化できる比率が低い、という結果になりがちです。直近1か月の入電を用件別に数えるだけで、期待値は事前にかなり正確に見積もれます。

3. 有人への引き継ぎを設計しない

無人化の設計で品質を分けるのは、実は「人に渡す部分」です。AIが聞き取った内容を引き継がずに転送すると、顧客は最初から説明し直すことになり、無人化前より体験が悪化します。どの条件で人に渡すか、渡すときに何を引き継ぐかを、無人化する範囲と同じ精度で設計してください。

4. 音声だけで完結させようとする

住所・漢字氏名・メールアドレスを音声だけで正確に取るのは、人間のオペレーターでも復唱確認が必要な作業です。東京ガスが数年の検討を経てSMS併用に辿り着いたように、電話だけで閉じない設計が完了率を決めます。

5. 事例の数字を定義を確認せずに信じる

同じ「自動化率」でも、AIだけで完結した割合と、正しい部署に振り分けられた割合(応対は人)では意味が違います。また、他社まとめ記事にはAIが電話に出ていない事例やチャットの成果が混ざっていることがあります。自社が測りたい指標と同じ定義かを確認してから、目標値の参考にしてください。

よくある質問

コールセンターは完全に無人化できますか?
範囲を限定すれば可能ですが、全時間帯・全用件の完全無人化を達成した事例は確認できていません。一次ソースで確認できた27事例の上限は、東京ガスの繁忙期最大96%(平均88%)、東急社宅マネジメントの一次受付90%超です。100%無人を公表しているのは北陸コカ・コーラボトリングの「夜間応対の100%無人化」のように範囲を限定したケースで、実務の現実解は「9割を自動化し、残りの例外対応を人が受ける」構成です。
無人化すると、どのくらいの割合の電話をAIだけで処理できますか?
一次ソースで確認できた27事例の実勢は、自動完結・自動化率で34〜96%、呼量・工数の削減で20〜75%、応答率で87〜100%です。代表電話の一次受付では50〜60%台に集まる一方、社宅管理のように用件が定型化した業務では90%超の例もあります。幅を決めているのは対象業務の絞り方で、用件のパターンが安定しているほど数字は上がります。
夜間だけ無人化することはできますか?
できます。むしろ夜間・時間外の無人化は、もっともリスクの小さい始め方です。営業時間外はもともと誰も電話に出ていないため、AIが受けるだけで取りこぼしが減り、失敗しても失うものがありません。実例では北陸コカ・コーラボトリングが夜間コールセンターの無人化で「夜間応対の100%無人化」「AI対応での途中離脱は0件」を公表しています。夜間の通話ログで品質を確認してから、日中の一次受付へ広げる進め方が定石です。
コールセンターの無人化にかかる費用はどのくらいですか?
公開価格がある中小企業向けの層は月額0円〜1万円台に従量課金を加えた構成で、コールセンター規模の製品は大半が非公開・個別見積です(2026年8月の調査では、主要20サービス中、公式サイトで実額を確認できたのは8件)。比較する際は基本料ではなく、通話料・転送料・SMS送信料を含めた1コールあたりの総額で揃えてください。効果側は、有人1席あたり月額約25万円(時給1,484円×160時間+CTI席料15,000円)が基準で、入電の8割を自動化できればAI費用込みで月18〜19万円/席の削減余地が出る計算になります。
無人化できない業務は何ですか?
謝罪や補償の判断を伴うクレーム対応、交渉、個別の例外判断が必要な相談は、AIで完結させるべきではありません。これらは一次受けとして状況を聞き取り、記録して人に渡すところまでに役割を絞ります。また、住所や漢字氏名の聴取を伴う業務は無人化できますが、音声だけでは困難で、SMSで送ったフォームに入力してもらう併用設計が前提になります。東京ガスはこの設計で繁忙期のAI対応完了率最大96%を達成しています。
IVR(自動音声ガイダンス)でも無人化できますか?
振り分けだけで足りる窓口なら可能で、費用も会話型AIより安価です。ただしIVRは番号選択で分岐を辿る仕組みのため、用件を聞き取ることができず、ヒアリングが必要な窓口では入口の振り分けしか無人化されません。実際に、当社事例の宝宮設備様はIVRも検討したうえで、困って電話をかけてきた顧客に番号を押させる体験を避けるため会話型AIを選んでいます。「聞き取りが必要かどうか」で使い分けてください。

まとめ:無人化は「率」ではなく「範囲」から設計する

コールセンターの無人化について、実例データから言えることを整理します。

最終的な判断材料は、自社の入電のうち定型で終わる用件が何割あるかという実測値と、デモでの体感です。言い直しや相槌を含む実際の話し方で試し、答えられないときにきちんと人へ引き継げるかを確認してください。

自社の入電なら、どこまで無人化できるか

Rabona AI のAIコールセンターは、受電・架電の両方に対応し、通話中のSMS送信・CRM連携・有人への引き継ぎまでを一連のフローとして設計できます。導入事例では、受電の約9割をAIが案内まで完結させています。直近1か月の入電を用件別に数えるところから、無人化できる範囲の試算をお手伝いします。

本ページで参照した出典

記載内容は2026年8月時点の公開情報にもとづきます。事例の数値は各社が公表した原文の表現を引用しています。当社(株式会社Rabona AI)はAIコールセンターの提供事業者であり、本ページには自社サービスの案内を含みます。

この記事の監修者
鳥邉 翔(株式会社Rabona AI 代表取締役)

電話業務のAI自動化を手がける株式会社Rabona AIの代表取締役。AIによる電話の受電・架電サービス「AIコールセンター」「AIテレアポ Rabona AI」などの音声AIプロダクトの開発・提供を統括している。本サイトの記事は、公開されている一次ソース(各社公式サイト・公式プレスリリース・公的統計)にもとづき編集部が執筆し、音声AIの開発・運用実務の観点から監修している。